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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Category: *さ行の作家

『難民調査官』下村敦史 / 難民問題とクルド人 

下村 敦史さん『難民調査官』彼は何故、日本を目指したのか?あらすじ&感想29歳の如月玲奈は、東京入国管理局で働く“難民調査官”。補佐の高杉と共に、難民申請者が本当に母国で迫害される恐れがあるのか、調査するのが仕事だ。ある日、ムスタファというクルド人難民申請者が、合法的に来日しながらパスポートを処分し、なぜか密入国者を装っていたと発覚する。その頃、ネットカフェ難民の西嶋耕作は、自分の通報が原因で家族想い...

『闇に香る嘘』下村敦史/兄は偽者?反転する疑惑と愛 

下村敦史さん『闇に香る嘘』27年間兄だと信じていた男は何者なのか?あらすじ&感想27年間兄だと信じていた男は何者なのか?村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。竜彦は偽者なのではないか?全盲の和久が、兄の正体に...

『十字架』重松 清 / いじめの代償と命の重さ 

重松 清さん『十字架』あいつの人生が終わり、僕たちの長い旅が始まった。あらすじ&感想いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。吉川英治文学賞受賞作。―「BOOK」データベースより―はじめ...

『回廊封鎖』佐々木 譲 / 執念の復讐劇 

佐々木譲さん『回廊封鎖』法が裁けない罪に報いを。地獄を見た人間に光を。あらすじ&感想 巨大ビルの中で、悲劇の幕があがる!3つの殺人事件には共通点があった。被害者はみな大手消費者金融の元社員であること、処刑のような殺害方法…。久保田刑事は捜査する中で、意外な犯人像に迫る。事件の連鎖は止められるのか!? 佐々木譲さんと言えば、私が連想するのは警察小説です。ですが今回は、今までとは趣旨が違うような気がしました...

『犬の掟』佐々木 讓 / 撃つか、撃たれるか 

佐々木讓さん『犬の掟』迷わず撃てお前が警官ならば―あらすじ&感想 東京湾岸で射殺体が発見された。蒲田署の刑事は事件を追い、捜査一課の同期刑事には内偵の密命が下される。所轄署より先に犯人を突き止めよ――。浮かび上がる幾つもの不審死、半グレグループの暗躍、公安の影。二組の捜査が交錯し、刑事の嗅覚が死角に潜む犯人をあぶり出していく……。 今回もドキドキが止まりません。佐々木讓さんの警察小説、久しぶりに読みまし...

『砂の街路図』佐々木 譲 / 哀しい過去が眠る不思議な運河町 

佐々木譲さん『砂の街路図』 知られたくない、でも忘れられない過去がある あらすじ&感想なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか。母の四十九日を終えた岩崎俊也は、両親が青春時代を過ごした北海道の運河町へと旅立つ。「知らないほうがいいこともある」死の真相に近づくにつれ、胸の内に膨らむ想い。果たして、父の過去を暴く権利が、ぼくにあるのだろうか・・・。嘘よりも哀しい、沈黙の真相とは!?まったく新しい「...

『憂いなき街』佐々木譲/道警シリーズ 津久井卓の葛藤と決断 

佐々木譲さん『憂いなき街』おれは警官なんだ一人の女性を愛する自分と警察官の自分機動捜査隊・津久井卓が下した決断とはあらすじ&感想サッポロ・シティ・ジャズで賑わい始めた札幌で、機動捜査隊・津久井卓は宝石商の強盗事件を追っていた。そして、当番明けの夜に馴染みのバー「ブラックバード」で、ピアニストの安西奈津美と出会う。津久井と奈津美の仲は急速に深まるが、彼女には消したくても消せない過去があった・・・。その頃...

『クローズド・ノート』雫井 脩介 ☆ 万年筆が好きになる  

雫井脩介さん『クローズド・ノート』雫井さんの本は今まで2冊ほど読みましたが、クローズド・ノートは少し趣が違う作品でした。感動できる作品です。あらすじ&感想文具店でアルバイトをしている堀井香恵は、自室のクローゼットで一冊のノートを発見する。それは前の住人、真野伊吹のノートだった。そのノートが開かれた時、香恵の日常は大きく変わりはじめる。最後の方は泣きながら読みました。物語の展開はわかり易く、ラストも...