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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Category: 薬丸 岳

『ラストナイト』薬丸岳/執念の復讐劇・・・そして切ないラストナイト 

薬丸岳さん『ラストナイト』彼が犯した最後の『罪』とは?あらすじ&感想菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、古い友人で刑務所を出所したばかりの片桐達夫が現れた。かつてこの店で傷害事件を起こしてから、自身の妻とも離婚し、32年もの間に何度も犯罪に手を染めてきた男だ。獣のような雰囲気は人を怯えさせ、刺青に隠された表情からは本心が全くつかめない―。著者新境地!魂を震わす衝撃のミステリー。―「BOOK」データベースより―・・・...

『Aではない君と』薬丸 岳 / 子供の罪と父の苦悩 

薬丸岳さん『Aではない君と』殺人者は極刑に処すべきだ。親は子の罪の責任を負うべきだ。自分の子供が人を殺してしまってもそう言えますか? あらすじ&感想勤務中の吉永のもとに警察がやってきた。元妻が引き取った息子の翼が死体遺棄容疑で逮捕されたという。しかし翼は弁護士に何も話さない。吉永は少年法十条に保護者自らが弁護士に代わって話を聞ける『付添人制度』があることを知る。生活が混乱を極めるなか真相を探る吉永に...

薬丸 岳 『神の子』(下) / 生きるために 

『神の子』(下)薬丸岳さん おれは生きるためならどんなことでもする。 あらすじ&感想 身元引受人となった前原悦子の製作所を手伝いながら、大学に通いはじめた町田は、同じ大学の学生たちの会社「STN」設立を手伝うことになる。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。しかし、すべての始まりだった殺人事件と、その関係者たちは、町田を放っておいてはくれなかった…。 なかなか読むのをやめられ...

『神の子』(上) 薬丸 岳 / 孤独な少年の心と闇の組織 

薬丸岳さん『神の子』(上)天才的頭脳と、絶望的な孤独。授けられたのは、それだけだった。あらすじ&感想 殺人事件の容疑者として逮捕された少年には、戸籍がなかった。十八歳くらいだと推定され、「町田博史」と名付けられた少年は、少年院入所時の知能検査でIQ161以上を記録する。法務教官の内藤は、町田が何を考えているか読めず、彼が入所したことによって院内に起こった不協和音に頭を悩ませていた。やがて、何人かの少年を巻...

『悪党』薬丸 岳 / 罪と罰 

薬丸岳さん『悪党』その罪は赦せますか?あらすじ&感想 元警官の佐伯修一は、埼玉の探偵事務所に籍を置いている。そこに、ある老夫婦から人捜しの依頼が舞い込んだ。自分たちの息子を殺し、少年院を出て社会復帰しているはずの男を捜し出してほしい。さらに、その男を赦すべきか、赦すべきでないのか、その判断材料を見つけて欲しいというのだ。佐伯は、所長の命令で渋々調査を開始する。実は、佐伯自身も、かつて身内を殺された...

『アノニマス・コール』薬丸 岳 ☆ 守るべきもののために 

薬丸 岳さん『アノニマス・コール』あなたが一番に守りたかったものは何ですかあらすじ&感想3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす朝倉真志に娘を誘拐したと匿名電話があった。自力で誘拐犯を捕まえるため動き出すが、誘拐事件はやがて真志がすべてを失った原因となる過去の事件へと繋がっていく・・・。薬丸さんの『アノニマス・コール』。今回も一気読みでした。やっぱり薬丸さんの本は読みやすい。いつの間にか物語に引き込まれ...

『死命』薬丸 岳 / 犯人が抱える心の闇と刑事の執念 

薬丸 岳さん『死命』欲望のままに生きる犯人VS 刑事の執念あらすじ&感想榊信一は大学時代に同郷の恋人を絞め殺しかけ、自分の中に眠る殺人願望に気づく。ある日、自分が病に冒され余命僅かと知り、欲望に忠実に生きることを決意する。それは連続殺人の始まりだった。一方で、事件を追う刑事、蒼井凌にも病が襲いかかり、死へのカウントダウンが鳴り響く。そして事件は予想もしない方向へ・・・。とても重めのストーリーでした。読ん...

『誓約』薬丸岳 / 幸せの権利と人間の脆さ 

薬丸 岳さん『誓約』過去に罪を犯した人間は、幸せになってはいけませんかあらすじ&感想愛する家族に囲まれて、穏やかに暮らしていた向井の元に一通の手紙が届く。「あの男たちは刑務所から出ています」手紙には、ただそれだけが書かれていた。それは昔、向井が一人の女性と交わした誓約だった・・・。一気読みでした。読み始めから最後までストーリーに惹きつけられるのは流石ですね。テンポよく進む展開から目が離せませんでした。...

『闇の底』薬丸岳 / 哀しすぎる完全犯罪 

薬丸 岳さん『闇の底』自分の中にもサンソンがいる―私刑は悪か、それとも正義か。あらすじ&感想子どもへの性犯罪が起きると、同様の罪を犯した前歴者が殺されていく・・・。そして、サンソンと名乗る人物から、警察やマスコミに犯行声明文が届いた。そんな中、埼玉県警の刑事・長瀬は、過去の出来事によって苦しんでいた。そんな長瀬の元に、サンソンからメッセージが届き・・・。とても苦しみが後をひく作品でした。子供の性犯罪を題材...

『友罪 』薬丸 岳 / 友達の罪と命の重さ  

薬丸岳さん『友罪』味方になってくれなくても、どんなに厳しい言葉を投げつけられてもかまわない。それでも友達でいてほしい―あらすじ&感想寮付きの町工場で働き始めた益田純一は、同じ日に入社した鈴木秀人という男に出会う。益田と同い年の鈴木は無口で暗く、同僚から敬遠されるが、徐々に打ち解けていく。ある日、益田は昔の恋人から、郷里で14年前に起きた少年犯罪について、話を聞かせてほしいと頼まれる。事件について調べ...

『虚夢』薬丸 岳 / 有罪と無罪の境目 

薬丸岳さん『虚夢』責任能力があったとして有罪になる人間と、心神喪失などで無罪になる人間―その境目とは、どこにあるのだろうか。あらすじ&感想通り魔事件によって、三上 孝一の娘の命は奪われた。だが、犯人は心神喪失状態であったとされ、罪には問われることはなかった。その後、心に大きな傷を負い、三上は妻とも別れてしまう。そして事件から4年、元妻・佐和子から、あの男を街で見たと告げられ・・・。やりきれない・・・。そん...

『その鏡は嘘をつく』薬丸 岳 ☆ 検事と刑事の推理が炸裂 

薬丸岳さん『その鏡は嘘をつく』愛情が憎しみに変わるとき―心の奥に隠された真実とは。あらすじ&感想エリート医師が自殺した。その場所は鏡に囲まれた奇妙な部屋だった。その後、医学部受験を控えた一人の青年が失踪した。 検事・志藤 清正は現場の状況から他殺の可能性があると思い、独自に捜査を進める。その頃、東池袋署の刑事・夏目 信人は、小さな手がかりを見つけていた。私にとっては2冊目の薬丸岳さんです。志藤検事と夏...

『天使のナイフ』薬丸 岳 ☆ 少年犯罪と贖罪 

薬丸岳さん『天使のナイフ』なぜ少年という理由だけで、犯した罪が軽くなるのだろう―加害者が成人であろうが未成年であろうが、失ってしまったものに変わりはないのに・・・あらすじ&感想生後5ヶ月の娘の前で妻は殺された。だが、加害者3人は13歳の少年だったため罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺された。疑惑の目は、桧山貴志に向けられる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない。」少年法によって、裁...