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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Archive: 2016年02月

『ふわふわ』村上 春樹&安西 丸水 / 愛と幸せにあふれた絵本 

『ふわふわ』幸せとは温かくて柔らかいこと村上 春樹さん (文)安西 水丸さん (絵)あらすじ&感想 あらすじぼくは世界じゅうのたいていの猫が好きだけれど、この地上に生きているあらゆる種類の猫たちのなかで、年老いたおおきな雌猫がいちばん好きだ。―ふわふわとした、みごとに美しい毛をもつ猫が教えてくれる、いのちあるものにとってひとしく大事なこととは?あなたのなつかしく温かい記憶がよみがえる。―「BOOK」データベースより...

『笑うハーレキン』道尾 秀介 / 偽りの顔と素の自分 

道尾 秀介さん『笑うハーレキン』アイツはいつも、ここにいるあらすじ&感想経営していた会社も家族も失い、川辺の空き地に住みついた家具職人・東口。仲間と肩を寄せ合い、日銭を嫁ぐ生活。そこへ飛び込んでくる、謎の女・奈々恵。川底の哀しい人影。そして、奇妙な修理依頼と、迫りくる危険―!たくらみとエールに満ちた、エンターテインメント長篇。―「BOOK」データベースより―ここで描かれている登場人物たちは、みんな一生懸命で...

『スキップ』北村 薫【時と人】3部作 / 残酷な時のいたずら 

北村 薫さん『スキップ』わたしは、ひとつの物語である。誰もが一冊の本であるように。あらすじ&感想昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた。目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ―でも、わたしは進む。心...

『世界から猫が消えたなら』川村元気/失ってから気づく大切なこと 

川村 元気さん『世界から猫が消えたなら』僕は生きるために、消すことを決めた。あらすじ&感想郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙...

王様のレストラン(笑わない客)三谷幸喜/痛快なドラマと赤い洗面器の謎 

三谷幸喜さん『王様のレストラン』ドラマ笑わない客 (第7話)歴史は、鍋で作られる。ミッシェル・サラゲッタ私の大好きなドラマがBSで再放送していました。三谷幸喜さんの 『王様のレストラン』です。その中で一番好きな第7話 「笑わない客」。今日は本のレビューを書く予定でしたが、ドラマを見たら感想を書きたくなってしまいました。予定外ですが、少しだけお付き合い頂けると嬉しいです。1995年4月から放送されたドラマ。傾き...

『みどりのスキップ』安房 直子 / みみずくの一途な恋 

安房 直子さん『みどりのスキップ』とうとう、緑のスキップが、やってきたあらすじ&感想だれかすきな子はいますか?あこがれの子はいますか?みみずくは、であってしまいました。あの子に。つたわらなくたって、いいのです。わらわれたって、いいのです。みみずくはきめたのです。あの子をまもるって。トット、トット、トット、トット。そんなとき…きこえてきたのは、不思議な音でした。―「BOOK」データベースより―久しぶりに安房さん...

『十字架』重松 清 / いじめの代償と命の重さ 

重松 清さん『十字架』あいつの人生が終わり、僕たちの長い旅が始まった。あらすじ&感想いじめを苦に自殺したあいつの遺書には、僕の名前が書かれていた。あいつは僕のことを「親友」と呼んでくれた。でも僕は、クラスのいじめをただ黙って見ていただけだったのだ。あいつはどんな思いで命を絶ったのだろう。そして、のこされた家族は、僕のことをゆるしてくれるだろうか。吉川英治文学賞受賞作。―「BOOK」データベースより―はじめ...

深すぎる闇、そして結末は・・・『沈まぬ太陽 会長室篇』山崎豊子 

山崎豊子さん『沈まぬ太陽3』会長室篇利権に群がる魑魅魍魎たち闇はなおも深く―あらすじ&感想「空の安全」をないがしろにし、利潤追求を第一とした経営。御巣鷹山の墜落は、起こるべくして起きた事故だった。政府は組織の建て直しを図るべく、新会長に国見正之の就任を要請。恩地は新設された会長室の部長に抜擢される。「きみの力を借りたい」。国見の真摯な説得が恩地を動かした。次第に白日の下にさらされる腐敗の構造。しか...

日航機墜落事故『沈まぬ太陽 御巣鷹山篇』悲劇と憤り/山崎豊子 

山崎 豊子さん『沈まぬ太陽2』御巣鷹山篇操縦不能!レーダーから機影消ゆあらすじ&感想十年におよぶ海外左遷に耐え、本社へ復帰をはたしたものの、恩地への報復の手がゆるむことはなかった。逆境の日々のなか、ついに「その日」はおとずれる。航空史上最大のジャンボ機墜落事故、犠牲者は五百二十名―。凄絶な遺体の検視、事故原因の究明、非情な補償交渉。救援隊として現地に赴き、遺族係を命ぜられた恩地は、想像を絶する悲劇に...

『沈まぬ太陽アフリカ篇』山崎豊子/流刑の男 恩地元の運命と結末 

山崎 豊子さん『沈まぬ太陽』アフリカ篇巨大組織に闘いを挑んだ男の運命―あらすじ&感想広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命―。人間の真実を...