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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Archive: 2016年10月

『読書は1冊のノートにまとめなさい』奥野宣之/読書ノートを書こう!! 

奥野宣之さん『読書は1冊のノートにまとめなさい』なぜ、読んだのに覚えていないのか?内容&感想なぜ、読んだのに覚えていないのか? 多読・速読より、1冊ずつきちんと頭に残す読書術。最近、読書ノートを書くようになりました。それで読んだのが、奥野さんの『読書は1冊のノートにまとめなさい』です。とてもわかりやすくて参考になります。特に、「読んだから読書ノートをつくる」のではなく、「読書ノートをつくるから読む」...

『十二人の死にたい子どもたち』冲方丁/安楽死を求めた子どもたち 

冲方丁さん『十二人の死にたい子どもたち』安楽死するためのルールは「全員一致」。実行か、議論か。あらすじ&感想 あらすじ廃業した病院にやってくる12人の子どもたち。初対面の子どもたちの目的は、みんなで安楽死をすること。病院の一室で、すぐにそれは実行されるはずだった。しかし、12人が集まった部屋のベッドにはすでに一人の少年が横たわっていた・・・。彼は一体何者なのか、誰かが彼を殺したのではないか。性格も価値...

『楽園 』(下) 宮部みゆき/土井崎家の悲劇、そして楽園の結末は・・・ 

宮部みゆきさん『楽園 』(下)少年の目には何が見えていたのか。少女の死は何を残したのか。あらすじ&感想16年前、土井崎夫妻はなぜ娘を手にかけたのか。そして等はなぜその光景を描いたのか。二組の家族の愛と憎しみ、鎮魂の情をたぐっていく滋子。その結果、たどり着いた驚愕の結末とは・・・。それは人々が求めた「楽園」だったのだろうか―。前回に続き下巻のレビューです。『模倣犯』から9年。上巻では、等の他人の記憶を「見...

『楽園 』(上) 宮部みゆき/ライター前畑滋子ふたたび!「模倣犯」続編 

宮部みゆきさん『楽園 』(上)「模倣犯」から9年―。少年が描いた絵の真相とは・・・。あらすじ&感想未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。12歳で亡くした息子、等が“超能力”を有していたのか、真実を知りたい、というのだ。かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。―「BOOK」...

『注文の多い料理店』宮沢賢治/山猫軒に学ぶ「命」と「想像力」 

宮沢賢治さん『注文の多い料理店』どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありませんあらすじ&感想若い紳士が2人で猟にでて、山おくに西洋料理店を見つけました。お腹が空いていた2人はお店に入りますが・・・。学校の教科書ではお馴染み、宮沢賢治さんの『注文の多い料理店』です。読書感想文の定番にもなっていますね。小さい頃以来、読んでいなかった『注文の多い料理店』をまた読み返してみました。改めて読むと、物語...

『黒ねこ』綿矢りさ/100万回生きたねこ版、ポーの「黒猫」 

第10話、綿矢りささん『黒ねこ』僕の名前はプルート。人間の心の機微がよく分かる、頭の良い猫だと思う。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想僕の名前はプルート。人間の心の機微がよく分かる、頭の良い猫だと思う。ある日、飼い主の夫婦喧嘩の末、動かなくなったお母さんをお父さんは僕と一緒に壁に埋めて・・・。「100万分の1回のねこ」10話目のレビューは、綿矢さんの『黒ねこ』です。綿矢さんが描く猫は、少し生意気...

辛いけど心に染みる「全日本もう帰りたい協会」爆笑ツイート 

思わず共感してしまう「#全日本もう帰りたい協会」楽しい3連休も終わってしまいました・・・。また今日から憂鬱な「平日」が始まりますね。そんな時、少しだけ気分を上げてくれるポスターがあります。面白くツボにハマってしまいましたので、今日はブックレビューをお休みして、ちょっと紹介してみようかなと思います。(この前の「中年ドラクエ」が好評だったので味をしめた私です。)帰りたい気持ちをポスターに「全日本もう帰りた...

『デトロイト美術館の奇跡』原田マハ/「マダム・セザンヌ」への想い 

原田マハさん『デトロイト美術館の奇跡』助けたいんです。この絵を。あらすじ&感想ゴッホ、セザンヌ、マティス。綺羅星のようなコレクションを誇る美術館が、市の財政難から存続の危機にさらされる。市民の暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶべきか?全米を巻き込んだ論争は、ある男の切なる思いによって変わっていく―。アメリカの美術館で本当に起こった感動の物語。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の系譜を継ぐ珠玉のア...

『蜜蜂と遠雷』恩田陸/ピアノコンクールと音楽に満ちているこの世界 

恩田陸さん『蜜蜂と遠雷』私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?あらすじ&感想私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!―「BOOK」データベースより―これはすごい!!「著者渾身、文句なしの最高傑作!」と言うのがわかる気がします。面白いという言葉では足りないくらい面白かったです。舞台を描いた恩...

『カエルのおんがくたい』(絵本) 刀根里衣 / 雨の日の楽しい演奏会 

刀根里衣さん『カエルのおんがくたい』絵本み~んな げんきにな~れあらすじ&感想雨の日が楽しくなる絵本。カエルのおんがくたいで、みんな元気になーれ。刀根さんのカエルの絵本。かえるさんは『ぴっぽのたび』以来かな。色とりどり、痩せっぽっちも太っちょもいて、個性のある彼らが可愛い1冊です。雨の日なのに、みんな楽しそうだから、私も楽しくなっちゃいました。・・・音楽が聞こえてきそうな、気分が上昇する絵本です。刀根...