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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Archive: 2016年11月

『セイレーンの懺悔』中山七里/マスコミと裁かれない罪 

中山七里さん『セイレーンの懺悔』少女を本当に殺したのは誰なのか―? あらすじ&感想葛飾区で発生した女子高生誘拐事件。不祥事により番組存続の危機にさらされた帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の里谷太一と朝倉多香美は、起死回生のスクープを狙って奔走する。多香美が廃工場で目撃したのは、暴行を受け、無惨にも顔を焼かれた被害者・東良綾香の遺体だった。綾香が“いじめられていた”という証言から浮かび上がる、少年少女のグ...

『博士とねこ』広瀬弦/100万分の1回のねこ 

第12話、広瀬弦さん『博士とねこ』ねこは科学者なんか大嫌いでした。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想あるとき、ねこは博士のねこでした。博士は科学者で、とても猫を可愛がっていました。ある日、ねこは足を引きずりながら帰ってきて・・・。「100万分の1回のねこ」12話目は、広瀬弦さんの短編のレビューです。広瀬さんは、佐野洋子さんの息子さんなんですね。今回は科学者のねこ。飼い主に可愛がられ、でも猫は飼い...

『北斗 ある殺人者の回心』石田衣良/死刑か無期懲役か、複雑な結末 

石田衣良さん『北斗 ある殺人者の回心』僕を、死刑にしてください。あらすじ&感想両親から激しい虐待を受けて育った少年、北斗。誰にも愛されず、愛することも知らない彼は、高校生の時、父親の死をきっかけに里親の綾子に引き取られ、人生で初めて安らぎを得る。しかし、ほどなく綾子が癌に侵され、医療詐欺にあい失意のうちに亡くなってしまう。心の支えを失った北斗は、暴走を始め―。孤独の果てに殺人を犯した若者の魂の叫びを...

急行「北極号」クリス・ヴァン・オールズバーグ/クリスマス絵本 

急行「北極号」The Polar Express心から信じていれば、その音はちゃんと聞こえるんだよ(絵と文) C・V・オールズバーグ(訳) 村上春樹あらすじ&感想サンタを待つ少年のもとにあらわれたのは、白い蒸気につつまれた謎めいた汽車。その名は―急行「北極号」。クリスマス前夜のミステリー。1986年度コルデコット賞受賞。―「BOOK」データベースより―クリスマスが近づくと頭に浮かぶ絵本です。気にはなっていたけど、そう言えばまだ読んでい...

『難民調査官』下村敦史 / 難民問題とクルド人 

下村 敦史さん『難民調査官』彼は何故、日本を目指したのか?あらすじ&感想29歳の如月玲奈は、東京入国管理局で働く“難民調査官”。補佐の高杉と共に、難民申請者が本当に母国で迫害される恐れがあるのか、調査するのが仕事だ。ある日、ムスタファというクルド人難民申請者が、合法的に来日しながらパスポートを処分し、なぜか密入国者を装っていたと発覚する。その頃、ネットカフェ難民の西嶋耕作は、自分の通報が原因で家族想い...

『スーホの白い馬』教科書の泣ける名作/いつも一緒だよ・・・ 

『スーホのしろいうま』これからさき、どんなときでも、ぼくは、いつも おまえと いっしょだよ「もう一度読みたい 教科書の泣ける名作 再び」よりあらすじ&感想モンゴルの草原で1頭の白い馬と出会った、羊飼いのスーホ。彼らはいつも一緒に過ごしました。ある時、王さまの競馬に参加して・・・。教科書でお馴染みの『スーホの白い馬』です。たぶん、私の習った教科書には載ってなかったと思うのですが・・・(忘れているだけかな)。初め...

『恋のゴンドラ』東野圭吾/ゲレンデのラブコメと面白すぎる結末 

東野圭吾さん『恋のゴンドラ』この恋の行方は、天国か地獄かあらすじ&感想この恋の行方は、天国か地獄か。怒濤の連続どんでん返し!―「BOOK」データベースより―東野さんのラブコメ。どうなの?と思いながら読み始めたのですが、面白くて一気読みしちゃいました!!軽い感じでサクサク読めちゃいます。でもさすが東野さん、どんでん返し(?)があったりして、おっ!!っと感心します。・・・上手いんですよね、物語のつなげ方が。今月はあ...

『幕間』川上弘美/100万分の1回のねこ/ドラクエのとら猫 

第11話、川上弘美さん『幕間』私は、どうして生まれてきたんだろう。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想目覚めると、前世の記憶を持った猫は船の上にいた。そこには男の子と父親がいて・・・。あの大人気ロールプレイングゲームをイメージした、川上さんが描くトラ猫の運命は・・・?「100万分の1回のねこ」11話目のレビューは、川上弘美さんの短編です。・・・実は、この短編集を読む前から楽しみにしていたお話なんです。始...

『アライバル』ショーン・タン/文字のない絵本/想像の世界へ・・・ 

ショーン・タン『アライバル』The ARRIVAL文字のない絵本あらすじ&感想新たな土地に移民した者が、その土地で生まれ変わり、新生児のように成長していく。そこには過去の自分を捨てなければならない辛さと、新しい人生を歩むチャンスを手にした幸せとの両面がある。それをまるでサイレント映画のように一切の文字を使用せず表現した、究極の文字なし絵本。―「BOOK」データベースより―1文字もない絵本というのを初めて読みました。...