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『ジョーカー・ゲーム』柳 広司 / 魔術師のごとく華麗に

*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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『ジョーカー・ゲーム』柳 広司 / 魔術師のごとく華麗に 

柳広司さん
『ジョーカー・ゲーム』

魔術師のごとく華麗に



あらすじ&感想


陸軍内に極秘裏に設立された「D機関」。それはスパイ養成学校だった。結城中佐は、若き精鋭たちにスパイとしての心得を叩き込み、軍組織の信条を真向から否定する。猛反発の中、結城中佐は魔術師のごとき手さばきで成果を上げてゆく・・・。


柳広司さん初めて読みました。
確か『ジョーカー・ゲーム』は映画にもなっていましたよね。
まだ見てませんが、本を読んで映画も見たくなってしまいました。





スピード感あふれる展開


『ジョーカー・ゲーム』は、スパイのお話でした。
5編からなるショートストーリーです。
・・・とは言っても、全て結城中佐率いる「D機関」で繋がったお話になっています。

本書の面白さは、なんと言ってもスリリングな展開が味わえること。
そして登場するスパイたちの華麗な手さばきは、まるでマジックを見ているかのようです。
そこに圧倒されました。
さすがです。
冒頭から物語に引き込まれる。
そこには、私の知らないスパイの世界がありました。


スパイの本質


スパイものだと、ドラマの『ダブルフェイス』、映画の『インファナル・アフェア』が思い浮かびます。
どちらも好きな作品です。

結城中佐が思うスパイは「死ぬな、殺すな、とらわれるな」でした。


スパイの本質はむしろ"見えないこと"にある。身分を隠して、たった一人敵国に潜入するスパイは、その正体を決して知られてはならない。



まるで幽霊のようです。
読んでいると、なるほどと納得している自分がいました。
過酷な人生ですね。
でもその過酷さを感じさせないくらい鮮やかな手さばきで面白い。
特に私が好きなのは「幽霊」と、「ロビンソン」です。


魔術師のごとく華麗に


『ジョーカー・ゲーム』で描かれているスパイたちは、何れも一枚も二枚も上手でした。
それを実感したのが「幽霊」と「ロビンソン」です。
その華麗で鮮やかな手さばきと駆け引きに魅入られます。
してやられた、という感じです。


***


5編共に全て面白くスリリングでした。
本書は、他の方のレビューの評価が高い作品です。
読んで納得。


ひだまりさんの呟き。


ダブルスパイを描いたドラマのレビュー。
↓こちらもどうぞ。
無間地獄 ☆『ダブルフェイス』



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スパイ,

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