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『モカと幸せのコーヒー』刀根里衣/心が疲れたときに・・・癒しの絵本

*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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『モカと幸せのコーヒー』刀根里衣/心が疲れたときに・・・癒しの絵本 

刀根 里衣さん
『モカと幸せのコーヒー』

やあ、ようこそ、まほうの世界へ!
元気のないきみに、とっておきの
コーヒーをごちそうするよ





あらすじ&感想


日常に疲れ、傷ついた青年の前に突然現れたのは、白くて小さいうさぎのモカ。冷え切った青年の心を溶かし、希望に満ちあふれていた過去を思い出させてくれたのは、モカのつくる幸せのコーヒーでした。思いやりたっぷりのぽかぽかコーヒー、あなたもどうぞ召し上がれ。ボローニャ国際絵本原画展入選作品の絵本化。
―「BOOK」データベースより―


コーヒーの影から顔をのぞかせるウサギが可愛い。
私が今まで読んできた刀根さんの絵本では、初めて人間の男の子が登場しました。
日常に疲れて傷ついている青年が主人公の物語。

この絵本、とても好きです。
胸が熱くなる言葉がたくさんありました。
そして、美味しいコーヒーがのみたくなります。


刀根 里衣さん
『モカと幸せのコーヒー』のレビュー


楽しいコーヒータイム


コーヒーを飲むと、ホッと心が休まりますよね。
私の飲むコーヒーは、かなり甘めなものです。
温めたミルクにスティック状の(←砂糖がはいっているやつ)を入れるのが、ここ何年かの飲み方です。

この絵本は、そんなコーヒータイムが楽しくなる一冊でした。


「さあ、きみのために幸せのコーヒーをつくろう!」モカがそう言うと、とりカップや豆たちがおどりながら集まってきた。



鳥のカップに、コーヒー豆に砂糖。
ちょこんとはえた足が可愛い。
イラストを見ているだけで、もう幸せが伝染してきます。





疲れた青年の心


最初の1ページ目を開くと、目に飛び込んでくるのは散らかった机の上。
そのイラストは、疲れきっている青年の心を表しているかのようです。

疲れきったとき、何もかもどうでもよくなってしまうことがありますよね。
この絵本は、そんな状態のときに読んでほしいなと思います。
モカが優しいんです。
読んでいる私も癒される。

でも青年は・・・、


ぼくはイライラしていた。こんなうさぎになにがわかるっていうんだ。「もういいかげんにしてくれ!!」



あぁ・・・、
八つ当たりしてしまいました。
夢の世界は消えてしまいます。


ずっときみのそばに・・・


気力のない青年に言った言葉。
思わず、ジーンと胸が熱くなってしまいました。


だいじょうぶ、泣いていいんだよ。モカはずっときみのそばにいるよ



「ずっときみのそばにいる」
これは泣けるくらい嬉しいことばです。
自分を分かってくれていて、ダメなところも全て受け入れてくれていて。
一人じゃないんだと安心する。
そんなウサギの言葉にふれて、私の心もほだされました。
この言葉は最上級の幸せ。





モカの正体は?


まっ白くてほっぺが赤い、可愛いモカ。
美味しいコーヒーをいれてくれる優しいウサギ。
最後の方にモカが微笑んでいるイラストがありました。
その絵がいちばん好きです。

可愛い。
ほんのりと癒されます。
そのモカの正体が最後に明らかになるんです。
それは書きませんが、とても素敵なラストでした。


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絵本, 刀根里衣, コーヒー, うさぎ,

4 Comments

lime  

ああ~、なんてかわいい絵。
部屋に飾っておきたくなります。

心身ともに疲れた時って、誰かに無性に優しくしてもらいたくなりますよね。
モカみたいな存在が、部屋に居てくれたらなあ~。
疲れているときに、開いてみたい絵本ですね^^

2016/09/10 (Sat) 12:26 | EDIT | REPLY |   

ひだまりさん。  

limeさんへ。

コメントありがとうございます☆
かわいいですよね!
癒されますー。
本当にモカみたいな存在がいたら良いなと思います。
それだけで、疲れが吹っ飛んじゃいますね。

モカがいれてくれるコーヒーが美味しそうで、楽しくて、思わず微笑んでしまいました。
絵本っていいなぁ・・・としみじみ思いました。

2016/09/10 (Sat) 13:23 | EDIT | REPLY |   

motomasaong  

うさぎさん、可愛いうさぎさん、あなたは一体誰ですか?

奥さんと新婚旅行に行って以来、
エスプレッソが好きになりました。
自分のためにだけ生きるのも、
決して悪くはありませんが、
大切な人が喜ぶのを見るために生きるのは、
自分のため以上の喜びです。

コーヒー豆を作る遠い国、
加工してくれた工場の人々、
丹精込めたコーヒーカップ、
甘い砂糖とミルクも同じ、
誰かが作ってくれたのです。
苦い人生にモカの幸せを届けるために。

自分でいれるコーヒーも良いですが、
誰かのいれてくれたコーヒーは、
やさしさと気遣いの分だけ芳醇です。
きっと優しさと気遣いこそが、
人の疲れを癒してくれるのです。
馥郁たるコーヒーの香りと共に。

2016/09/10 (Sat) 18:42 | EDIT | REPLY |   

ひだまりさん。  

motomasaongさんへ。

ありがとうございます♪
エスプレッソ、良いですね~。
きっと心のこもったコーヒーだったのでしょうね。

コーヒー豆も、カップも、砂糖とミルクも、誰かが作ってくれたもの。
・・・確かにそうですね。
きっとコーヒーに限らず、私がいま、何不自由なく暮らせているのは、誰かのおかげなんだろうなと思いました。
自分でいれるより、人がいれてくれた方が美味しいと感じるのは、そういう理由からなんですね!
優しさや気遣い。

コーヒーをいれてくれる誰かは、モカのような存在なのかもしれませんね。
私も同じように、誰かに幸せを届けられたら良いなと思いました。
素敵なコメント、ありがとうございました(*^^*)

2016/09/10 (Sat) 20:10 | EDIT | REPLY |   

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