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『どこでもない場所』(絵本)セーラ・L・トムソン&ロブ・ゴンサルヴェス

*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

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『どこでもない場所』(絵本)セーラ・L・トムソン&ロブ・ゴンサルヴェス 

絵本『どこでもない場所』

想像してごらん。
ほら、ここは まがって、
ゆれて、 とんで、着地。
ここから物語がはじまる。


セーラ・L・トムソン (文)
ロブ・ゴンサルヴェス (絵)


あらすじ&感想


想像してごらん。海のためいき、波のささやき、スーツケースからこぼれだしあなたを夢の世界へつれてゆく、そんな場所を……。カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスがえがく、ここでもあそこでもない、不思議な場所。想像力にみちたイラストレーションが、見るものを奇妙な世界へさそいこむ。

前に読んだ『終わらない夜』が素晴らしかったので、こちらも気になり図書館で借りてきました。
『終わらない夜』『真昼の夢』に続く、セーラ・L・トムソンさん&ロブ・ゴンサルヴェスさんの3作目です。

1作目『終わらない夜』を見て、鳥肌がたった、ひだまりさん。
2冊目ともなると少し慣れてきたのかな。
楽しく読めました。
今回はヒヤリとはしなかったけど、やっぱり不思議な世界観でした。
まずは絵本の中から、特に私が気に入った2枚を紹介したいと思います。


『どこでもない場所』のレビュー


渡った先にあるものは?






想像してごらん……。

ほら、ここは
まがって、ゆれて、
とんで、着地。
ここから物語が
はじまる。



川を渡っていたら、いつのまにか空の上になって・・・。
この1枚を見た時に、ルパン三世の『カリオストロの城』を連想しました。
確か、こんな感じのお城でしたよね?

絵を見ていると、私も川を渡っているところを想像してしまいます。
その先は大きなお城へと続いているんです。


過ぎゆく時間と空間






ほら、ここは
時間は時計で
はかれるけれど
空間はとけていく
夕空のなかへ。



なんとなく哀愁ただよう1枚。
時計の、カチ、カチ・・・という音が聞こえてきそうです。
空間が夕闇にとけていて、不思議な雰囲気を感じますね。
つい、窓の外の景色を眺めてしまいました。
外の景色は一瞬です。
刻刻と変わってゆくんだよなぁと、当たり前のことを思いました。


幻想的な2つの世界


タイトルのとおり、まさに「どこでもない場所」でした。
2つの世界が1つにくっついたかのような幻想的な世界。
それを眺めていると、本当にどこかにこんな世界が存在するのではないかという不思議な気持ちになります。
この感覚は全ての絵に共通します。
『終わらない夜』ほどヒヤリとはしませんでしたが、やはり絵に魅入ってしまいました。
ほのぼのする・・・というよりは神秘的な感じで、温かさというよりも冷たさを感じます。
ここでもない、あそこでもない不思議な場所。
・・・夢にでてきそう。


ほんのひとときの旅


ほんのひとときですが、ロブ・ゴンサルヴェスさんのイラストを見ていると不思議な空間にいるかのような心地になりました。
想像するのが楽しい絵本です。
休日に読んで、ほっとひと息。
明日からもまた頑張ろう。

この絵本シリーズの4作目『夢にめざめる世界』。
そちらも図書館に予約したので、そのうちまたレビューを書くかもしれません(*^^)



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