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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Tag: WOWOWドラマ

『アキラとあきら』池井戸潤 / 爽快な結末 / 過酷な運命を乗り越えろ! 

池井戸 潤さん『アキラとあきら』運命を、乗り越えろ!あらすじ&感想零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった―。感動の青春巨篇。―「BOOK」データベースより―向井理...

『春が来た』向田邦子/つかの間の春/「隣の女」より 

向田邦子さん短編『春が来た』切ない恋と、崩壊しかかった家族の再生の物語。あらすじ&感想冴えないOL、直子の前に現れた1人の男、風見隆一。彼の存在により、直子を取り巻く家族の生活が変わっていく・・・。切ない恋と、崩壊しかかった家族の再生を描いた珠玉の短編。向田さんの短編集『隣の女』に収められているひとつ、「春が来た」です。これ、切ないけど面白い。1人の男によって変わっていく家族の物語です。※ ネタバレあり...

『プラージュ』誉田哲也/前科者 (訳あり) たちの過酷な現実と優しい結末 

誉田哲也さん『プラージュ』訳ありばかりのシェアハウス罰があるのは、赦す前提があるから。 やり直したいのは、大切な人がいるから。あらすじ&感想たった一度、魔が差した結果、仕事も住む場所も失ったサラリーマンの貴生。やっと見つけたシェアハウスで、人生をやり直す決意をした矢先に、一人の女性住人に「夜這いし放題よ」と耳打ちされて…。あるシェアハウスに住む、厄介者たちの物語。―「BOOK」データベースより―とても良い物...

「犯罪症候群」原作『殺人症候群』貫井徳郎/響子と渉の復讐と悲しい結末 

貫井徳郎さん『殺人症候群』ドラマ「犯罪症候群 season2」原作復讐は悪なのか―あらすじ&感想殺人を他人から依頼されて代行する者がいるかもしれない。警視庁の環敬吾は特殊工作チームのメンバーを集め、複数の死亡事件の陰に殺し屋の存在がないか探れと命ずる。事件の被害者はみな、かつて人を死に至らしめながらも、未成年であることや精神障害を理由に、法による処罰を免れたという共通点があった―愛する者を殺されて、自らの手...

『社長室の冬』堂場瞬一/巨大新聞社の崩壊とメディアの再生、結末は・・・ 

堂場瞬一さん『社長室の冬』新聞社が身売り!?あらすじ&感想日本新報の新聞記者・南康祐は、会社にとって不利益な情報を握る危険人物であるとみなされ、編集局から社長室へと異動させられる。その頃、新聞社に未来はないと判断し、外資系IT企業・AMCへの「身売り」工作を始めていた社長の小寺が急死する。九州に左遷されていた新里が急遽社長に就任することとなり、売却交渉を引き継ぐが、労働組合から会社OBまで、多方面から徹...

『東京すみっこごはん』成田名璃子/愛情たっぷりの料理と優しい結末 

成田名璃子さん『東京すみっこごはん』美味しいって不思議だ。ただそれだけのことなのに、気持ちが満たされて、力が湧いてくる。あらすじ&感想商店街の脇道に佇む古ぼけた一軒屋は、年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”だった。イジメに悩む女子高生、婚活に励むOL、人生を見失ったタイ人、妻への秘密を抱えたアラ還。ワケありの人々が巻き起こすドラマを通して明らかになる“すみっこごはん”の秘密...

『獄の棘』(ひとやのとげ)大門剛明/刑務所の真実 

大門剛明さん『獄の棘』(ヒトヤノトゲ)そこは想像を超える刑務所の世界あらすじ&感想ギャンブル、脱獄、いじめ、偽装結婚―鉄条網に覆われた刑務所の内部では、外からは窺い知れない様々な事件が起こっている…。新米刑務官・武島良太が見た、塀の中の真実。横溝賞作家が放つ、傑作社会派ミステリー!―「BOOK」データベースより―面白かったです。「獄」と書いて「ひとや」と読みます。「獄の棘」とは刑務所の鉄条網のことです。鉄条網...

『北斗 ある殺人者の回心』石田衣良/死刑か無期懲役か、複雑な結末 

石田衣良さん『北斗 ある殺人者の回心』僕を、死刑にしてください。あらすじ&感想両親から激しい虐待を受けて育った少年、北斗。誰にも愛されず、愛することも知らない彼は、高校生の時、父親の死をきっかけに里親の綾子に引き取られ、人生で初めて安らぎを得る。しかし、ほどなく綾子が癌に侵され、医療詐欺にあい失意のうちに亡くなってしまう。心の支えを失った北斗は、暴走を始め―。孤独の果てに殺人を犯した若者の魂の叫びを...

『楽園 』(下) 宮部みゆき/土井崎家の悲劇、そして楽園の結末は・・・ 

宮部みゆきさん『楽園 』(下)少年の目には何が見えていたのか。少女の死は何を残したのか。あらすじ&感想16年前、土井崎夫妻はなぜ娘を手にかけたのか。そして等はなぜその光景を描いたのか。二組の家族の愛と憎しみ、鎮魂の情をたぐっていく滋子。その結果、たどり着いた驚愕の結末とは・・・。それは人々が求めた「楽園」だったのだろうか―。前回に続き下巻のレビューです。『模倣犯』から9年。上巻では、等の他人の記憶を「見...

『楽園 』(上) 宮部みゆき/ライター前畑滋子ふたたび!「模倣犯」続編 

宮部みゆきさん『楽園 』(上)「模倣犯」から9年―。少年が描いた絵の真相とは・・・。あらすじ&感想未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。12歳で亡くした息子、等が“超能力”を有していたのか、真実を知りたい、というのだ。かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。―「BOOK」...

『本日は、お日柄もよく』原田マハ/スピーチライターと言葉の魔力 

原田マハさん『本日はお日柄もよく』わたしの言葉が日本を変える!?あらすじ&感想OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライター...

『水晶の鼓動 警視庁殺人分析班』麻見和史 / 壊れた水晶と衝撃の結末 

麻見和史さん『水晶の鼓動 警視庁殺人分析班』その紅い部屋は何を意味するのか―あらすじ&感想殺人現場は、部屋中真っ赤に染められた「赤い部屋」!新人刑事・如月塔子と相棒の鷹野は、遺留品の捜査を開始する。だがそれは、連続殺人の始まりに過ぎなかった―。さらに時を同じくして、都内各所で連続爆破事件が発生!姿なき犯人の無差別な犯行に、国民の警察への不信感は高まるばかり。大量の人員がテロ対策に割かれ、特捜本部は危機...

『賢者の愛』山田詠美/痴人か賢者か、女の愛憎を描いた復讐と悲劇の結末 

山田詠美さん『賢者の愛』私は私のやり方で、あなたの息子を愛してみせる。あらすじ&感想初恋の人を奪った親友の息子に、『痴人の愛』から「直巳」と名付けた真由子。22歳年下の直巳を手塩に掛けて“調教”し―。憧れ、嫉妬、そして復讐。谷崎潤一郎賞作家がおくる、絢爛豪華な愛憎劇がここに!―「BOOK」データベースより―これは1人の女の復讐劇でしょうか。 正直、あまり共感はできませんでした。でも真由子と直巳の関係って、それで...

深すぎる闇、そして結末は・・・『沈まぬ太陽 会長室篇』山崎豊子 

山崎豊子さん『沈まぬ太陽3』会長室篇利権に群がる魑魅魍魎たち闇はなおも深く―あらすじ&感想「空の安全」をないがしろにし、利潤追求を第一とした経営。御巣鷹山の墜落は、起こるべくして起きた事故だった。政府は組織の建て直しを図るべく、新会長に国見正之の就任を要請。恩地は新設された会長室の部長に抜擢される。「きみの力を借りたい」。国見の真摯な説得が恩地を動かした。次第に白日の下にさらされる腐敗の構造。しか...

日航機墜落事故『沈まぬ太陽 御巣鷹山篇』悲劇と憤り/山崎豊子 

山崎 豊子さん『沈まぬ太陽2』御巣鷹山篇操縦不能!レーダーから機影消ゆあらすじ&感想十年におよぶ海外左遷に耐え、本社へ復帰をはたしたものの、恩地への報復の手がゆるむことはなかった。逆境の日々のなか、ついに「その日」はおとずれる。航空史上最大のジャンボ機墜落事故、犠牲者は五百二十名―。凄絶な遺体の検視、事故原因の究明、非情な補償交渉。救援隊として現地に赴き、遺族係を命ぜられた恩地は、想像を絶する悲劇に...