Welcome to my blog

『夢の果て』安房 直子 / 夢と現実の境目

*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


Total:
現在:

『夢の果て』安房 直子 / 夢と現実の境目  

安房 直子さん
『夢の果て』

青い夢の海に溺れてしまった娘。
どこか幸せで残酷な物語。






あらすじ&感想


美しい目をした娘はやっと13歳でしたが、青いアイシャドウに夢中になっていました。ドリーム化粧品の青いアイシャドウです。あるとき、そのアイシャドウをつけて眠ると、毎晩同じ夢をみることに気づいたのです。


この物語を初めて読んだのは私が中学生くらいの時でした。
ドリーム化粧品の青いアイシャドウ。
化粧はまだしていなくてアイシャドウに憧れを持っていたときで、
とても心に響いたお話です。

安房直子さんの童話は心がほんのり温かくなる物語が多いんです。
でも「夢の果て」は少し残酷な結末を迎えるお話です。
時たま異世界に行ったままで終わる物語があったりして。
童話ながらにちょっぴり怖さもありピリっとします。

大人になって読み返したりすると、今まで素通りしてきた怖さに気がついて、はっ!!としたりするんですよね。
「夢の果て」がまさにそんな物語。

アイシャドウを塗って眠ると素敵な夢をみる。
夢には続きがあって・・・。
・・・と初めの方は不思議で、ワクワクしながら読んでいくのですが、ラストはその夢に溺れて海に落ちてしまう。
どこか幸せで残酷な結末。
それをさらっと描くところが、またすごい。
私の好きな物語です。

関連記事


この記事を書いた人って、どんな人?


本を売るならネットオフが便利って知ってた?



安房直子, ,

0 Comments

Add your comment