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『R.P.G』宮部 みゆき / 心の孤独と家族の絆

*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

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『R.P.G』宮部 みゆき / 心の孤独と家族の絆 

宮部みゆきさん
『R.P.G』

擬似家族にのめり込む人たち。
家族の絆とは何なのか?



あらすじ&感想


ネット上の「お父さん」が刺殺された。その3日前にも一人の女性が殺されており、2つの事件の遺留品が共通していた。武上刑事と石津刑事は事件を調べ始めるが・・・。家族の絆とは、癒しなのか?それとも呪縛なのか?擬似家族を通して見えてくるものとは・・・。






「R.P.G」というと、真っ先にドラクエなどのゲームを連想してしまいます。
面白いので発売されるとついつい買うのですが(〃^ー^〃)
あとは仕事でのロープレなども。

・・・それは、さておき
宮部みゆきさんの「R.P.G」です。
正直に言うと、この小説はすっごく好きなわけではないのです。
でも何故か心に深く刻まれる物語です。
ネット社会から生まれる擬似家族を絡めたお話になっているからかもしれません。

家族の絆について、考えさせられるんです。
都合の良い擬似家族の良さはわかります。
でもそれにのめり込む登場人物を見ていると、なんだか悲しくなりました。
心の孤独を描いた作品でもありますね。

周りに自分をわかってくれる人がいないと思い込んでいるから、一時の癒しをネットで知らない誰かに求めてしまう。
決して悪いことではありませんが、危険も伴うことです。
全く知らない人だから、返って自分の気持ちを伝えやすいというのはわかる気がしますが・・・。
そんなことを考えながら読んでいました。


この物語には、家族と心がすれ違っている人たちがたくさん出てきます。
言葉で伝えることが出来ていない人たちです。
声に出して自分の気持ちを伝えることの大切さがわかります。

家族の絆が呪縛なんて、悲し過ぎますよね。
・・・癒しでありたいです。


色々考えながら読んでいましたが、物語は読みやすく途中までは騙されました・・・。
そんな展開になるとは思いもよらず。
面白く読めました。

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