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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Category: 100万分の1回のねこ

『虎白カップル譚』谷川俊太郎/100万分の1回のねこ/見果てぬ夢 

第13話、谷川俊太郎さん『虎白カップル譚』『100万回生きたねこ』は、佐野洋子の見果てぬ夢であった。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想その野良猫は私が生まれるずっと前から、この界隈に居着いていた。彼には、白い綺麗な猫の連れ合いがいた。私が成人して結婚してからも、虎白カップルは生きていた。谷川俊太郎さんが捧げるトリビュート作品。「100万分の1回のねこ」最後を飾るのは、佐野洋子さんの元夫、谷川俊太郎...

『博士とねこ』広瀬弦/100万分の1回のねこ 

第12話、広瀬弦さん『博士とねこ』ねこは科学者なんか大嫌いでした。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想あるとき、ねこは博士のねこでした。博士は科学者で、とても猫を可愛がっていました。ある日、ねこは足を引きずりながら帰ってきて・・・。「100万分の1回のねこ」12話目は、広瀬弦さんの短編のレビューです。広瀬さんは、佐野洋子さんの息子さんなんですね。今回は科学者のねこ。飼い主に可愛がられ、でも猫は飼い...

『幕間』川上弘美/100万分の1回のねこ/ドラクエのとら猫 

第11話、川上弘美さん『幕間』私は、どうして生まれてきたんだろう。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想目覚めると、前世の記憶を持った猫は船の上にいた。そこには男の子と父親がいて・・・。あの大人気ロールプレイングゲームをイメージした、川上さんが描くトラ猫の運命は・・・?「100万分の1回のねこ」11話目のレビューは、川上弘美さんの短編です。・・・実はこの短編集を読む前から楽しみにしていたお話なんです。始め...

『黒ねこ』綿矢りさ/100万回生きたねこ版、ポーの「黒猫」 

第10話、綿矢りささん『黒ねこ』僕の名前はプルート。人間の心の機微がよく分かる、頭の良い猫だと思う。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想僕の名前はプルート。人間の心の機微がよく分かる、頭の良い猫だと思う。ある日、飼い主の夫婦喧嘩の末、動かなくなったお母さんをお父さんは僕と一緒に壁に埋めて・・・。「100万分の1回のねこ」10話目のレビューは、綿矢さんの『黒ねこ』です。綿矢さんが描く猫は少し生意気。...

『100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン』山田詠美/100万分の1回のねこ 

第9話、山田詠美さん『100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン』はちみつみたいな、私のスウィート ダーリン「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想彼から『100万回生きたねこ』という絵本をプレゼントされたと喜ぶ主人公。彼女はホステスで、彼はホスト。でも彼の彼女は1人ではないようで・・・。「100万分の1回のねこ」9話目のレビューは、山田詠美さん『100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン』です。山田さん...

『あにいもうと』唯野未歩子/100万分の1回のねこ/愛を求めて 

第8話、唯野未歩子さん『あにいもうと』罪悪感はかんじなかった。罪はいずれ償うつもりだったから。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想何回も猫に生まれ変わる兄と「わたし」。誰にでも愛される兄に対して、愛されない「わたし」。でもある時、妹は初めて人間の女の子に生まれ変わって・・・「100万分の1回のねこ」8話目のレビューは、唯野さんの「あにいもうと」です。・・・ちょっと残酷なラストに首を傾げてしまいました。...

『三月十三日の夜』今江祥智/100万分の1回のねこ/空に想いをのせて 

第7話、今江 祥智さん『三月十三日の夜』空はきれいに"からっぽ"でした。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想1945年3月13日、深夜から翌未明にかけて大阪の町に200機をこえるB29が飛来した。その時、ねこは・・・。鳥肌が立ちました。大阪大空襲をねこ目線から描いたお話です。『100万分の1回のねこ』7話目は、今は亡き今江祥智さんの短編『三月十三日の夜』のレビューです。最後には死んでしまう猫。でもそこには「他者へ...

『百万円もらった男』町田康/才能と努力「100万分の1回のねこ」 

第6話、町田康さん『百万円もらった男』どんなよい畑でも耕し、種を蒔き、水を撒かなければなにも稔らんよ。「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想ギター弾きの男は評判が良かったのですが、劇場のマネージャーに嫌われていたため、あまり仕事を貰えませんでした。ある時、電話で仕事の依頼がありました。彼は待ち合わせの喫茶店に行くと、「あなたの才能を買いたい」と1人の男に言われるのですが・・・。「100万分の1回のね...

『おかあさんのところにやってきた猫』角田光代/100万分の1回のねこ 

第5話、角田光代さん『おかあさんのところにやってきた猫』もう生まれ変わらなくてもいいと思えるくらい、きちんと人を、何ものかを、愛したい「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想お母さんのところにやってきた一匹の猫。家の中で幸せに過ごしていたが、あるとき、窓から外に出て初めて外の世界を知ってしまい・・・。とても温かい物語です。私がもし生まれ変わるとしたら、今度はどんな人生を歩みたいのか。ついつい想像して...

『ある古本屋の妻の話』井上荒野/「100万分の1回のねこ」そばに いて ・・・ 

第4話、井上荒野さん『ある古本屋の妻の話』「この手紙、どうする?」「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想夫は古本屋だ。買い取ったダンボールの奥に入っていた一通の手紙。それは遺書だった―。冷めきった夫婦間に嫌気をさしていた古本屋の妻は、ある賭けに出るのだが・・・。佐野洋子さん「100万回生きたねこ」に捧げるトリビュート作品集。4回目のレビューは井上荒野さんの短編です。初めて読む作家さん。「あっ、優しいな...

『インタビューあんたねこ』くどうなおこ/100万分の1回のねこ 

第3話 、くどうなおこさん『インタビューあんたねこ』あんたねぇ それより ごはん たべない?「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想あなたは だれですかときくと ねこは あんたねぇ といった「100万分の1回のねこ」3回目のレビューは、工藤直子さんの詩です。少しファンタジックで楽しいリズム感がありました。1回読むと強く印象に残ります。タイトルの通りインタビューされた猫が答えていく形式なのですがその答えが微笑...

『竹』岩瀬 成子 / 100万分の1回のねこ / 竹と私の世界 

第2話、岩瀬成子さん『竹』ほんとに、なんじゃろうね、猫ってさあ「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想竹が帰って来ない―。飼い猫が行方不明になった。小学生の「わたし」と中学生の姉は竹の行方を探すのだが・・・。「100万分の1回のねこ」2回目のレビューは、岩瀬さんの短編です。飼い猫の行方がわからなくなり懸命に探す姉妹。果たして「竹」は帰ってくるのでしょうか?気ままな猫初めて読んだ作家さんでした。この物語で...

『生きる気まんまんだった女の子の話』江國香織/100万分の1回のねこ 

第1話、江國香織さん『生きる気まんまんだった女の子の話』誰かをコッコロから好きになったりしたら、身の破滅、一巻の終わりだもの 「100万分の1回のねこ」よりあらすじ&感想両親を早くに亡くし、叔母さん夫妻にひきとられた女の子。生きていることが楽しくて、誰も好きにならないと心に決めるのだったが・・・。佐野洋子さんの絵本『100万回生きたねこ』を読んだら、こちらの本も読んでみたくなりました。トリビュート短編集...