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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Category: 米澤 穂信

『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信 / 背筋がヒヤリ・・・すべてが覆る結末 

米澤穂信さん『儚い羊たちの祝宴』あらゆる予想は、最後の最後で覆される―。あらすじ&感想夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を...

『折れた竜骨』米澤 穂信 / ソロンの戦いと散りばめられた謎 

米澤穂信さん『折れた竜骨』浮かび上がる容疑たち―父を殺したのは誰だ?あらすじ&感想ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の...

『王とサーカス』米澤 穂信 / ジャーナリストの迷いと苦悩の果てに 

米澤穂信さん『王とサーカス』わたしはまだ、なにをも知ってはいないのだ。ひとにものを訊く意味も。ひとにものを伝える意味も。あらすじ&感想2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリス...

『さよなら妖精』米澤 穂信 / 出会いとユーゴスラビアへの祈り 

米澤穂信さん『さよなら妖精』 「哲学的意味がありますか? 」あらすじ&感想 1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。謎を解く鍵は記憶のなかに―。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。 読みながらに古典部シリーズを...

『ボトルネック』米澤 穂信 / 僕が存在しない世界 

米澤穂信さん『ボトルネック』想像力で挑む物語あらすじ&感想 恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。―はずだった。ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられた。どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。 この物語は怖い。読み終わってからジワジワと怖さがやってきました。そして様々な謎...

『氷菓』米澤穂信/2文字に秘められた悲しい真実/古典部シリーズ 

米澤穂信さん『氷菓』全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていくあらすじ&感想何事にも積極的には関わろうとしない、省エネ少年・折木 奉太郎(おれき ほうたろう)は外国にいる姉の頼みで古典部に入部する。奉太郎は古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに・・・。最大の謎は「氷菓」という文集に秘められた三十三年前の真実―。ちょっぴりほろ苦い青春ミステリー。米澤さんの...

『満願』米澤穂信 / 心の底に隠された想いと深い謎 

米澤穂信さん『満願』人の心には計り知れないものがある。あらすじ&目次「夜警」・・・警官に向かない男たちの話。事件の裏に隠された真実とは。「死人宿」・・・遺書の落し物を発見した佐和子。かつての恋人に相談をするが・・・。「柘榴」・・・両親が離婚することになった美人姉妹。彼女が密かに想う男性とは。「万灯」・・・仕事に人生を捧げたビジネスマン。成功させるために、彼がとった行動とは。「関守」・・・いわく付きの事故現場を取材し...

『追想五断章 』米澤 穂信 / リドルストーリーに秘められた真実 

米澤穂信さん『追想五断章 』リドルストーリーに秘められた真実― 父は無実なのか、それとも?あらすじ&感想伯父の古書店に居候する大学生の菅生芳光は、ある女性から死んだ父が書いた五つの「結末のない物語」を探して欲しいと依頼を受ける。調査していく過程で、故人が20年以上前の未解決事件の容疑者だったことがわかり・・・。五つの物語に秘められた真実とは?米澤さんの本は『インシテミル』に続き、読むのは2冊目です。なかな...