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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Category: *あ行の作家

『バイバイ、ブラックバード』伊坂幸太郎/星野のサヨナラ・ストーリー、結末は・・・ 

伊坂幸太郎さん 『バイバイ、ブラックバード』 1話が50人だけのために書かれた 「ゆうびん小説」 が、いまあなたのもとに。 あらすじ&感想 あらすじ 主人公・星野一彦が付き合っていた5人の恋人たちに別れを告げるバイバイ・ストーリー。監視役の繭美と共に「大切な人にさよならを告げる」日々がスタートするが・・・。太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った、まったく新しい物語。 ...

『木曜日にはココアを』青山美智子/ココアのように甘くほっこりな物語&田中達也さんミニチュア・アート 

青山美智子さん『木曜日にはココアを』わたしたちは、知らないうちに 誰かを救っている―あらすじ&感想 あらすじ僕が働く喫茶店には、不思議な常連さんがいる。必ず木曜日に来て、同じ席でココアを頼み、エアメールを書く。僕は、その女性を「ココアさん」と呼んでいる。ある木曜日、いつものようにやって来たココアさんは、しかし手紙を書かずに俯いている。心配に思っていると、ココアさんは、ぽろりと涙をこぼしたのだった。主...

『三月は深き紅の淵を』恩田陸 / 「待っている人々」 と読書について 

恩田陸さん『三月は深き紅の淵を』たった一人に、たった一晩だけ貸すことが許された本あらすじ&感想 あらすじ鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、十年以上探しても見つからない稀覯本『三月は深き紅の淵を』の話。たった一人にたった一晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。―「BOOK」データ...

『神の値段』一色さゆり/ 川田無名 「1959年 幻の作品」 をめぐるアート小説 

一色さゆりさん 『神の値段』 人前に一切姿を見せない世界的な現代美術家・川田無名 その正体を知るギャラリー経営者が何者かに殺された―。 あらすじ&感想 あらすじ メディアはおろか関係者の前にも一切姿を見せない現代美術家・川田無名。彼は、唯一つながりのあるギャラリー経営者の永井唯子経由で、作品を発表し続けている。ある日唯子は、無名が1959年に描いたという作品を手の内から出してくる。来歴などは完全に伏せ...

『華竜の宮』上田早夕里 / 人類滅亡の危機、そのとき彼らは・・・ 

上田早夕里さん『華竜の宮』滅亡を前に、人類はどう生きるべきか?あらすじ&感想 あらすじホットプルームの活性化による海底隆起で、多くの陸地が水没した25世紀。未曾有の危機と混乱を乗り越えた人類は、再び繁栄を謳歌していた。陸上民は残された土地と海上都市で高度な情報社会を維持し、海上民は海洋域で「魚舟」と呼ばれる生物船を駆り生活する。陸の国家連合と海上社会との確執が次第に深まる中、日本政府の外交官・青澄誠...

『魚舟・獣舟』上田早夕里/異形生物と人間を描いたシュールな未来SF 

上田早夕里さん『魚舟・獣舟』異形生物と人間上田早夕里が描く未来都市あらすじ&感想 あらすじ現代社会崩壊後、陸地の大半が水没した未来世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題作。寄生茸に体を食い尽くされる奇病が、日本全土を覆おうとしていた。しかも寄生された生物は、ただ死ぬだけではないのだ。戦慄の展開に息を呑む「くさびらの道」。書下ろし中編...

絵本『ひめねずみとガラスのストーブ』安房直子 / 大人には行けない世界 

絵本『ひめねずみとガラスのストーブ』あたしね、はじめ、お日さまが落っこちて来たのかと思ったわ。赤くてあったかくて。作・安房直子絵・降矢ななあらすじ&感想 あらすじ風の子なのに、さむがりのフーは、くまストーブ店で、とびきり上等のガラスのストーブを手にいれました。森のなかで、ゆらゆらゆれる火を見ていると、ちっちゃなひめねずみがやってきました。風の子フーとひめねずみのすてきなすてきな物語。―「BOOK」データベ...

『ホテル カクタス』江國香織 / 過ぎゆく時と切なくも楽しい日常 

江國香織さん『ホテル カクタス』世の中に、不変なるものはないんだあらすじ&感想 あらすじ街はずれにある古びた石造りのアパート「ホテル カクタス」。その三階の一角には帽子が、二階の一角にはきゅうりが、一階の一角には数字の2が住んでいました。三人はあるきっかけで友達になり、可笑しくてすこし哀しい日々が、穏やかに過ぎて行きました…。メルヘンのスタイルで「日常」を描き、生きることの本質をみつめた、不思議でせつ...

『夢みる葦笛』上田 早夕里 / 誰も見たことがない驚異に満ちた世界 

上田 早夕里さん『夢みる葦笛』誰も見たことがない、驚異に満ちた世界がここにある―あらすじ&感想日本SF大賞受賞作家、上田早夕里の真骨頂!妖しくも宝石のごとく魅力を放つ珠玉の傑作短編集!!人工知性、地下都市、パラレルワールド、人の夢―あなたの想像を超える全10編を収録!!―「BOOK」データベースより―初めて読む作家さんですが、かなりハイレベルな小説でした。ジャンルで言うとSF。10編からなる短編集です。そのどれもが完璧...

『クラインの壺』岡嶋二人 / 仮想世界と現実 

岡嶋二人さん『クラインの壺』あなたはもう、現実に戻れないあらすじ&感想ゲームブックの原作募集に応募したことがきっかけでヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることになった青年、上杉。アルバイト雑誌を見てやって来た少女、高石梨紗とともに、謎につつまれた研究所でゲーマーとなって仮想現実の世界へ入り込むことになった。ところが、二人がゲームだと信じていたそのシステムの実態は…。現実が歪み...

『アキラとあきら』池井戸潤 / 爽快な結末 / Wアキラの運命と宿命 

池井戸 潤さん『アキラとあきら』運命を、乗り越えろ!あらすじ&感想零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった―。感動の青春巨篇。―「BOOK」データベースより―向井理...

『錆びた太陽』恩田陸/シュールな未来と人間のようなロボット 

恩田陸さん『錆びた太陽』原発事故で汚染された地域を巡回するロボットたち。彼らのもとに、ある日、謎の女が現れた。あらすじ&感想「最後の事故」で、人間が立ち入れなくなった地域をパトロールしているロボット「ウルトラ・エイト」。 彼らの居住区に、ある日、人間が現れた。 国税庁から来たという20代の女性・財護徳子。 人間である彼女の命令に従わざるを得ないロボットたち……。 彼女の目的は一体何なのか? 恩田陸の想像力が...

『最果てアーケード』小川洋子 / 思い出を求めて・・・ 

小川洋子さん『最果てアーケード』ここは、世界でいちばん小さなアーケード―。あらすじ&感想ここは、世界でいちばん小さなアーケード―。愛するものを失った人々が、想い出を買いにくる。小川洋子が贈る、切なくも美しい記憶のかけらの物語。―「BOOK」データベースより―寂しくて、優しい・・・。小川洋子さんの本を読むと、「モノ」と向き合いたくなります。そう言えば、前に読んだ絵本『ボタンちゃん』でもそんな気持ちになったっけ。...

『なかなか暮れない夏の夕暮れ』江國香織/ページをめくる官能と幸せなひととき 

江國香織さん『なかなか暮れない夏の夕暮れ』「人生」と「読書」が織りなす幸福なとき。あらすじ&感想本ばかり読んでいる稔、姉の雀、元恋人の渚、娘の波十、友だちの大竹と淳子…。切実で愛しい小さな冒険の日々と頁をめくる官能を描き切る、待望の長篇小説。―「BOOK」データベースより―江國さんの本を読むと、無意識のうちに「華子」を探している自分がいます。『落下する夕方』の華子です。特に自由奔放な女の人がでてくると、華...

『がん消滅の罠 完全寛解の謎』岩木一麻/がん消失事件の陰謀 

岩木一麻さん『がん消滅の罠 完全寛解の謎』治るはずのないがんは、なぜ消滅したのか―あらすじ&感想治るはずのないがんは、なぜ消滅したのか―余命半年の宣告を受けたがん患者が、生命保険の生前給付金を受け取ると、その直後、病巣がきれいに消え去ってしまう―。連続して起きるがん消失事件は奇跡か、陰謀か。医師・夏目とがん研究者・羽島が謎に挑む!医療本格ミステリー!2017年第15回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞...