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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Archive: 2015年09月

『キューピット』山本くんガチャ / 伊藤さんと理想の男たち 

04.『キューピット』山本くんガチャあの、恋のキューピットでございますあらすじ&感想ある高級ホテルのラウンジで、女の前に現れた小柄な老人。「キューピット伊藤」と名乗る彼は、女に理想の男性と付き合わせてあげると言うのだが・・・。恋に悩める女性が主人公の物語。付き合ってもうまくいかず、理想と現実のギャップに悩む。エスプレッソを片手に豆本を読む山本くんが可愛い。コクがあり苦味もあるエスプレッソ。この物語にぴっ...

『犬の掟』佐々木 讓 / 撃つか、撃たれるか 

佐々木讓さん『犬の掟』迷わず撃てお前が警官ならば―あらすじ&感想 東京湾岸で射殺体が発見された。蒲田署の刑事は事件を追い、捜査一課の同期刑事には内偵の密命が下される。所轄署より先に犯人を突き止めよ――。浮かび上がる幾つもの不審死、半グレグループの暗躍、公安の影。二組の捜査が交錯し、刑事の嗅覚が死角に潜む犯人をあぶり出していく……。 今回もドキドキが止まりません。佐々木讓さんの警察小説、久しぶりに読みまし...

『Aではない君と』薬丸 岳 / 子供の罪と父の苦悩 

薬丸岳さん『Aではない君と』殺人者は極刑に処すべきだ。親は子の罪の責任を負うべきだ。自分の子供が人を殺してしまっても そう言えますか? あらすじ&感想勤務中の吉永のもとに警察がやってきた。元妻が引き取った息子の翼が死体遺棄容疑で逮捕されたという。しかし翼は弁護士に何も話さない。吉永は少年法十条に保護者自らが弁護士に代わって話を聞ける『付添人制度』があることを知る。生活が混乱を極めるなか真相を探る吉永...

『ペトペト星』山本くんガチャ / 宇宙研究所で見た光 

03.『ペトペト星』山本くんガチャ名前はぺぺとトトでペトペト星でしょうか?あらすじ&感想宇宙研究所で働くぺぺとトトは、夜空に光る星を発見する。新しい星では?と期待を膨らませる二人。しかし、3日目の夜には、その星が見えなくなってしまい・・・。タイトルが可愛らしいなと思いながら読み始めました。ぺぺとトト。その2人の名前から生まれたタイトルなんですね。ちょっとSFチックなショートショート。新しい星、発見!!真夜中...

『海に降る』朱野 帰子 / 深海の宇宙 マリンスノーと白い糸 

朱野帰子さん『海に降る』地球上には、宇宙よりも遠く、手の届かない場所がある。深海だ。あらすじ&感想 JAMSTEC(海洋研究開発機構)に勤務し、女性として初めて、有人潜水調査船〈しんかい6500〉のパイロットを目指す天谷深雪。父への不信から閉所恐怖症を発症し、船に乗ることができなくなってしまう。そんな時、広報部に中途採用の新人・高峰浩二がやってきた。高峰は、亡き父が18年前に日本海溝の海底で目撃したという未確認...

『鍵穴の風景』山本くんガチャ / 不思議な黄色の扉 

02.『鍵穴の風景』山本くんガチャ鍵穴から見えるものとは?あらすじ&感想雨の降る街中で、絵描きであるジャックが見つけた黄色の扉。中央には「20」という謎の文字が彫られていた。鍵穴を覗きこむと、そこに見えたのは宮殿のような大広間だった。貧しかったジャックは、つい、そこにあった貴金属と絵画を盗んでしまうのだが・・・。面白い!!タカラトミーアーツの『パンダの穴』より登場した山本くんガチャ。今回の山本くんは 傘を...

『王とサーカス』米澤 穂信 / ジャーナリストの迷いと苦悩の果てに 

米澤穂信さん『王とサーカス』わたしはまだ、なにをも知ってはいないのだ。ひとにものを訊く意味も。ひとにものを伝える意味も。あらすじ&感想2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリス...

『完璧な人生』山本くん ガチャ / 全部集めたくなる可愛いガチャ 

「手のひらの文学青年 山本くん」ガチャが可愛い!!手のひらサイズの豆本タカラトミーアーツのガチャブランド「パンダの穴」から、「手のひらの文学青年 山本くん」が登場しました!!実はこのガチャ、山本くんのフィギュアがついたbookチャームと、山本くんが読んでいる小説がセットになっています。山本くん (やまほんくんと読みます) のbookチャームも可愛いことながら、本好きの私が気になったのが、手のひらサイズの本。4cmほど...

『きらきらひかる』江國 香織 / 銀のライオンと純度100%の愛 

江國香織さん『きらきらひかる』 どうして このままじゃいけないのかしら。このままでこんなに自然なのに あらすじ&感想私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである―。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは?傷つき傷つけられながらも、愛する...

『さよなら妖精』米澤 穂信 / 出会いとユーゴスラビアへの祈り 

米澤穂信さん『さよなら妖精』 「哲学的意味がありますか? 」あらすじ&感想 1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。謎を解く鍵は記憶のなかに―。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。 読みながらに古典部シリーズを...

『しんがり 山一證券 最後の12人』清武 英利 / 場末社員の聖戦と結末 

清武英利さん『しんがり 山一證券 最後の12人』会社が消えても 誇りは消えないあらすじ&感想 「俺たちで決着をつけよう」会社の消滅時に、最後まで意地を貫いた社員の物語。1997年、四大証券の一角を占める大手、山一證券が金融危機のさなかに破綻した。幹部たちまで我先にと沈没船から逃げ出すなか、最後まで会社に踏みとどまり、真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たちがいた。彼らは社内から「場末」と呼ばれ、煙たがら...

『鍵のない夢を見る』辻村 深月 / 転落していく女たち 

辻村深月さん『鍵のない夢を見る』望むことは、罪ですか?あらすじ&目次 望むことは、罪ですか? 彼氏が欲しい、結婚したい、ママになりたい、普通に幸せになりたい。そんな願いが転落を呼び込む。ささやかな夢を叶える鍵を求めて5人の女は岐路に立たされる、5つの短編集。直木賞受賞作品。目次・・・「仁志野町の泥棒」「石蕗南地区の放火」「美弥谷団地の逃亡者」「芹葉大学の夢と殺人」「君本家の誘拐」なんだろう、この読後のザ...

『二十億光年の孤独』谷川 俊太郎 / 膨大な宇宙と孤独 

谷川俊太郎さん『二十億光年の孤独』懐かしい。昔、学校の教科書で読んだきりになっていた谷川さんの詩を改めて読みました。谷川さんの詩に出会ったのは小学生のとき。その時に感じたことはあまり覚えていないのですが、今でも深く心に残っています。有名すぎるほど有名ですよね。二十億光年の孤独人類は小さな球の上で眠り起きそして働きときどき火星に仲間を欲しがつたりする火星人は小さな球の上で何をしてるか 僕は知らない(...

薬丸 岳 『神の子』(下) / 生きるために 

『神の子』(下)薬丸岳さん おれは生きるためならどんなことでもする。 あらすじ&感想 身元引受人となった前原悦子の製作所を手伝いながら、大学に通いはじめた町田は、同じ大学の学生たちの会社「STN」設立を手伝うことになる。周囲は賑やかになり、町田の感情も穏やかになりはじめているように見えた。しかし、すべての始まりだった殺人事件と、その関係者たちは、町田を放っておいてはくれなかった…。 なかなか読むのをやめられ...