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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Archive: 2017年03月

『錆びた太陽』恩田陸/シュールな未来と人間のようなロボット 

恩田陸さん『錆びた太陽』原発事故で汚染された地域を巡回するロボットたち。彼らのもとに、ある日、謎の女が現れた。あらすじ&感想「最後の事故」で、人間が立ち入れなくなった地域をパトロールしているロボット「ウルトラ・エイト」。 彼らの居住区に、ある日、人間が現れた。 国税庁から来たという20代の女性・財護徳子。 人間である彼女の命令に従わざるを得ないロボットたち……。 彼女の目的は一体何なのか? 恩田陸の想像力が...

渡瀬恒彦さん遺作、アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」 

今月の25、26日と二夜連続で放送されたアガサ・クリスティ原作の「そして誰もいなくなった」。先日亡くなった渡瀬恒彦さんの遺作ということで、録画しながらテレビにかじりついていた、ひだまりさん。想像以上にすごかったです。丸1日たった今も、渾身の演技が頭から離れません。今日はブックレビューをアップする予定だったのですが、急遽、渡瀬さんを偲んでドラマのレビューを書きたいと思います。※ 思いっきりネタバレしま...

『誘拐症候群』貫井徳郎/誘拐事件と衝撃の結末/犯罪症候群 season1原作 

貫井徳郎さん『誘拐症候群』症候群シリーズ2(犯罪症候群 シーズン1 原作)正義に罪はないのか?あらすじ&感想警視庁人事二課の環敬吾が率いる影の特殊工作チーム。そのメンバーのある者は私立探偵であり、托鉢僧であり、また肉体労働者である。今回の彼らの任務は、警察組織が解明し得なかった、自称・ジーニアスが企てた巧妙な誘拐事件。『症候群シリーズ』第二弾。再び現代の必殺仕置人が鮮やかに悪を葬る。―「BOOK」データベー...

『わたし、お月さま』(絵本)青山七恵&刀根里衣/寂しがりやのお月さま 

『わたし、お月さま』(絵本)お月さまがお空にもどってくるのを、おじいさんは、いつまでも、ずっとずっと、まっているよ青山七恵 (文)刀根里衣 (絵)あらすじ&感想ひとりぼっちでさびしがりやのお月さま。むかし自分を訪ねてきたことのある宇宙飛行士さんに会うために、地球へ飛んでいくことにしました。お月さまは世界中を回って、あこがれの人を探し続けます。そうしているうちに、人間たちはお月さまが輝いていたときのことを忘...

『失踪症候群』貫井徳郎/なぞのチームと失踪する若者たち/症候群シリーズ1 

貫井徳郎さん『失踪症候群』症候群シリーズ1若者の失踪、その背後にあるものとは―。あらすじ&感想失踪した若者たちに共通点がある。その背後にあるものを燻り出すべく、警視庁人事二課の環敬吾は特殊任務チームのメンバーを招集する。私立探偵・原田征一郎、托鉢僧・武藤隆、肉体労働者・倉持真栄。三人のプロフェッショナルは、環の指令の下、警視庁が表立って動けない事件を、ときに超法規的手段を用いても解決に導く。失踪者...

『ISOLA(イソラ)十三番目の人格』貴志祐介/13番目の悪魔 

貴志祐介さん『ISOLA(イソラ)十三番目の人格』少女のなかに宿る、十三番目の悪魔あらすじ&感想賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛...

『どこでもない場所』(絵本)セーラ・L・トムソン&ロブ・ゴンサルヴェス 

絵本『どこでもない場所』想像してごらん。ほら、ここは まがって、ゆれて、 とんで、着地。ここから物語がはじまる。セーラ・L・トムソン (文)ロブ・ゴンサルヴェス (絵)あらすじ&感想想像してごらん。海のためいき、波のささやき、スーツケースからこぼれだしあなたを夢の世界へつれてゆく、そんな場所を……。カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスがえがく、ここでもあそこでもない、不思議な場所。想像力にみちたイラストレーショ...

『最果てアーケード』小川洋子 / 思い出を求めて・・・ 

小川洋子さん『最果てアーケード』ここは、世界でいちばん小さなアーケード―。あらすじ&感想ここは、世界でいちばん小さなアーケード―。愛するものを失った人々が、想い出を買いにくる。小川洋子が贈る、切なくも美しい記憶のかけらの物語。―「BOOK」データベースより―寂しくて、優しい・・・。小川洋子さんの本を読むと、「モノ」と向き合いたくなります。そう言えば、前に読んだ絵本『ボタンちゃん』でもそんな気持ちになったっけ。...

『いのちの ふね』(絵本) 鈴木まもる / つながる命 

鈴木まもるさん『いのちの ふね』命はめぐり、つながっていくあらすじ&感想別れの悲しみを希望に変える。命はめぐり、つながっていく。―「BOOK」データベースより―人は生きて、やがて死んでいく。悲しいことだけど、いつか私にもそんな時が訪れます。今日レビューとともに紹介するのは、鈴木さんの絵本『いのちの ふね』です。「生」と「死」がふわりと優しい言葉で描かれていました。死んでからのこと、残された人たちのこと、そし...