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*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

読書感想ブログです。たまにネタバレするかもしれません。ホームベーカリーGOPANのレシピも扱っています。


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Tag: WOWOWドラマ

 『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』清武英利/外務省機密費を暴いた男たち

清武 英利さん『石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの』「機密費」という国家のタブーに挑んだのは、名もなき4人の刑事だったあらすじ&感想 あらすじ消えた10億円。沈黙する官邸・外務省。「機密費」という国家のタブーに挑んだのは、名もなき4人の刑事だった。人間の息遣いが聞こえるヒューマン・ノンフィクション。―「BOOK」データベースより―読み応えたっぷりの小説でした。清武さんの本を読むのは、山一證券を扱った『しんが...

 『沈黙法廷』佐々木譲 / 彼女は淑女か悪女か―。法廷で暴かれる真実と裁判の結末

佐々木譲さん『沈黙法廷』彼女は淑女か、悪女か―。あらすじ&感想 あらすじ東京・赤羽。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。親譲りの不動産を所有する被害者の周辺には、多くの捜査対象が存在する。地道な鑑取り捜査の過程で、家事代行業の女性が浮上した。しかし彼女の自宅に赴いた赤羽署の捜査員の前に、埼玉県警の警察車両が。彼女の仕事先では、他にも複数の不審死が発生していた―。舞台は敏腕弁護士と検察が鎬を削...

 WOWOWドラマ『犯罪症候群season2』切なく冷酷な殺人者

WOWOWドラマ『犯罪症候群 シーズン2』正義なんかじゃない。俺たちは俺が殺してる相手と同じ、単なる人殺しだ。WOWOW × 東海テレビ 共同製作連続ドラマ 『犯罪症候群』が最終回を迎えました。かなりクオリティが高く、毎回テレビに釘づけとなっていた ひだまりさん。谷原章介さんの演技がすごかった!!今日はブックレビュー・・・じゃないのですが、ドラマ (season2) のレビューを書きたいと思います。ドラマ『犯罪症候群 season2...

 ジェンダーを描いた『片想い』東野圭吾 / 悲しき結末とメビウスの帯

東野圭吾さん『片想い』オレは男だったんだ。ずっと前から。あらすじ&感想 あらすじ十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。―「BOOK」データベースより―WOWOWドラマ化され...

 『アキラとあきら』池井戸潤 / 爽快な結末 / Wアキラの運命と宿命

池井戸 潤さん『アキラとあきら』運命を、乗り越えろ!あらすじ&感想零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった―。感動の青春巨篇。―「BOOK」データベースより―向井理...

 『春が来た』向田邦子/つかの間の春/「隣の女」より

向田邦子さん短編『春が来た』切ない恋と、崩壊しかかった家族の再生の物語。あらすじ&感想冴えないOL、直子の前に現れた1人の男、風見隆一。彼の存在により、直子を取り巻く家族の生活が変わっていく・・・。切ない恋と、崩壊しかかった家族の再生を描いた珠玉の短編。向田さんの短編集『隣の女』に収められているひとつ、「春が来た」です。これ、切ないけど面白い。1人の男によって変わっていく家族の物語です。※ ネタバレあり...

 『プラージュ』誉田哲也/前科者 (訳あり) たちの過酷な現実と優しい結末

誉田哲也さん『プラージュ』訳ありばかりのシェアハウス罰があるのは、赦す前提があるから。 やり直したいのは、大切な人がいるから。あらすじ&感想たった一度、魔が差した結果、仕事も住む場所も失ったサラリーマンの貴生。やっと見つけたシェアハウスで、人生をやり直す決意をした矢先に、一人の女性住人に「夜這いし放題よ」と耳打ちされて…。あるシェアハウスに住む、厄介者たちの物語。―「BOOK」データベースより―とても良い物...

 「犯罪症候群」原作『殺人症候群』貫井徳郎/響子と渉の復讐と悲しい結末

貫井徳郎さん『殺人症候群』ドラマ「犯罪症候群 season2」原作復讐は悪なのか―あらすじ&感想殺人を他人から依頼されて代行する者がいるかもしれない。警視庁の環敬吾は特殊工作チームのメンバーを集め、複数の死亡事件の陰に殺し屋の存在がないか探れと命ずる。事件の被害者はみな、かつて人を死に至らしめながらも、未成年であることや精神障害を理由に、法による処罰を免れたという共通点があった―愛する者を殺されて、自らの手...

 『社長室の冬』堂場瞬一/巨大新聞社の崩壊とメディアの再生、結末は・・・

堂場瞬一さん『社長室の冬』新聞社が身売り!?あらすじ&感想日本新報の新聞記者・南康祐は、会社にとって不利益な情報を握る危険人物であるとみなされ、編集局から社長室へと異動させられる。その頃、新聞社に未来はないと判断し、外資系IT企業・AMCへの「身売り」工作を始めていた社長の小寺が急死する。九州に左遷されていた新里が急遽社長に就任することとなり、売却交渉を引き継ぐが、労働組合から会社OBまで、多方面から徹...

 『東京すみっこごはん』成田名璃子/愛情たっぷりの料理と優しい結末

成田名璃子さん『東京すみっこごはん』美味しいって不思議だ。ただそれだけのことなのに、気持ちが満たされて、力が湧いてくる。あらすじ&感想商店街の脇道に佇む古ぼけた一軒屋は、年齢も職業も異なる人々が集い、手作りの料理を共に食べる“共同台所”だった。イジメに悩む女子高生、婚活に励むOL、人生を見失ったタイ人、妻への秘密を抱えたアラ還。ワケありの人々が巻き起こすドラマを通して明らかになる“すみっこごはん”の秘密...

 『獄の棘』(ひとやのとげ)大門剛明/刑務所の真実

大門剛明さん『獄の棘』(ヒトヤノトゲ)そこは想像を超える刑務所の世界あらすじ&感想ギャンブル、脱獄、いじめ、偽装結婚―鉄条網に覆われた刑務所の内部では、外からは窺い知れない様々な事件が起こっている…。新米刑務官・武島良太が見た、塀の中の真実。横溝賞作家が放つ、傑作社会派ミステリー!―「BOOK」データベースより―面白かったです。「獄」と書いて「ひとや」と読みます。「獄の棘」とは刑務所の鉄条網のことです。鉄条網...

 『北斗 ある殺人者の回心』石田衣良/死刑か無期懲役か、複雑な結末

石田衣良さん『北斗 ある殺人者の回心』僕を、死刑にしてください。あらすじ&感想両親から激しい虐待を受けて育った少年、北斗。誰にも愛されず、愛することも知らない彼は、高校生の時、父親の死をきっかけに里親の綾子に引き取られ、人生で初めて安らぎを得る。しかし、ほどなく綾子が癌に侵され、医療詐欺にあい失意のうちに亡くなってしまう。心の支えを失った北斗は、暴走を始め―。孤独の果てに殺人を犯した若者の魂の叫びを...

 『楽園 』(下) 宮部みゆき/土井崎家の悲劇、そして楽園の結末は・・・

宮部みゆきさん『楽園 』(下)少年の目には何が見えていたのか。少女の死は何を残したのか。あらすじ&感想16年前、土井崎夫妻はなぜ娘を手にかけたのか。そして等はなぜその光景を描いたのか。二組の家族の愛と憎しみ、鎮魂の情をたぐっていく滋子。その結果、たどり着いた驚愕の結末とは・・・。それは人々が求めた「楽園」だったのだろうか―。前回に続き下巻のレビューです。『模倣犯』から9年。上巻では、等の他人の記憶を「見...

 『楽園 』(上) 宮部みゆき/ライター前畑滋子ふたたび!「模倣犯」続編

宮部みゆきさん『楽園 』(上)「模倣犯」から9年―。少年が描いた絵の真相とは・・・。あらすじ&感想未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。12歳で亡くした息子、等が“超能力”を有していたのか、真実を知りたい、というのだ。かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。―「BOOK」...

 『本日は、お日柄もよく』原田マハ/スピーチライターと言葉の魔力

原田マハさん『本日はお日柄もよく』わたしの言葉が日本を変える!?あらすじ&感想OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライター...