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WOWOWドラマ『犯罪症候群season2』切なく冷酷な殺人者

*ひだまりさん日記* ~晴れ 時々 読書とパン~

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 WOWOWドラマ『犯罪症候群season2』切なく冷酷な殺人者

WOWOWドラマ
『犯罪症候群 シーズン2』


正義なんかじゃない。
俺たちは俺が殺してる相手と同じ、
単なる人殺しだ。





WOWOW × 東海テレビ 共同製作連続ドラマ 『犯罪症候群』が最終回を迎えました。
かなりクオリティが高く、毎回テレビに釘づけとなっていた ひだまりさん。

谷原章介さんの演技がすごかった!!

今日はブックレビュー・・・じゃないのですが、ドラマ (season2) のレビューを書きたいと思います。


ドラマ『犯罪症候群 season2』のレビュー


原作は貫井徳郎さんの『殺人症候群』!!


実は原作本を読みまして、以前にこのブログでもレビューを書きました。
貫井徳郎さんの症候群シリーズです。
season1は『失踪症候群』『誘拐症候群』、そしてseason2は『殺人症候群』が原作でした。
後味が最悪・・・のシリーズ。
特に『殺人症候群』に至っては、読んだ後に嫌悪感を抱いたほどです。
でも3冊の中ではダントツ忘れられない衝撃作でした。
その3部作がドラマになったわけです。

原作本とは内容が少し違っていましたが、面白かったです。
かなりヘビーなのは変わらずでしたが^_^;
とくに今回 最終回を迎えたseason2がすごかった。
何がすごかったのかと言うと、谷原章介さんの演技です。





必見!! 切なく冷酷な殺人者


season2で主演だった谷原章介さん。
刑事でありながら冷酷な殺人者、鏑木です。
本当に毎回毎回 (・・・と言っても4話完結ですが) その演技にシビレました。


正義なんかじゃない。俺たちは俺が殺してる相手と同じ、単なる人殺しだ。



このセリフを言った彼の表情がなんとも言えません。
響子 (木村多江さん) の依頼で殺人を犯していく鏑木刑事。
ターゲットは、少年法により裁かれない加害者たちでした。
救われない遺族のための復讐殺人。
響子がそれを正義だと思っているのに対し、鏑木は加害者と同じ単なる人殺しと彼女を諭す。
二人の間に温度差が生じるのが、少し切なかったです。

私の中で谷原章介さんと言えば、今はやっていないけど、王様のブランチの爽やかな司会のイメージが強いんですよね。
そのイメージのままドラマを見ると、ギャップにやられてしまいます。
その彼が淡々と殺人を行っていく。
不謹慎だけど、谷原さんが華麗で、そして切なくて目が離せませんでした。
彼のなんとも言えない表情がステキなんです。


環と鏑木の名シーン


『犯罪症候群』はキャストが豪華でした。
season1主演の玉山鉄二さん、原作本で謎が多かった環を演じているのが渡部篤郎さんです。
谷原さん含め、シーズン通してのこの3人の絡みも抜群に良かったです。
玉山鉄二さんもカッコ良いことながら、渡部篤郎さんも渋くて素敵でした。

環と鏑木のやり取りに息を飲みます。


未成年者への復讐に手を貸す警察官なんて、存在されては困るんです。できるなら、闇に葬りたいのが本音です。



環は気づいているのですね、犯人は鏑木だと・・・。
それに対して鏑木は、


それは逃げてくれという意味ですか?
それとも、死ねと?



この2人のシーンに釘付けになりました。
カッコ良すぎでしょ。
特に 「死ねと?」 と言った谷原さんに鳥肌が立ちました。
WOWOWドラマって、どれもクオリティが高いんですよね。
わりと原作に忠実で面白い。
この二人のシーンを見たときに、レビューを書きたくなってしまったんです (*^^*)





復讐の末の末路、1番非情なのは・・・


毎回 録画をしてから見ていたのですが、最終回だけは待ちきれずにリアルタイムで見ていました。
・・・衝撃、でした。
本を読んでいたので、薄々分かってはいたのですが。
それでも目が離せませんでした。

1番非情なのはだれ?

環か、鏑木か・・・。
本当に後味が悪いけど面白かった。

本を読んだときのレビューにも書きましたが、このドラマのテーマは復讐です。
全編を通して。
そして、復讐をした人たちの末路までもがしっかり描かれています。

著者の貫井徳郎さんは原作本で、


他人の命を手にかけた者に、幸福な末路などあり得ない。



と書かれています。
全くその通りのラストです。
響子も鏑木も・・・。
復讐を望んでいる人や実行してしまう人、その全ての人たちが少年犯罪の被害者や遺族であるのがまた切ないけれど。
凝縮された濃い4話でした。


*シーズン2原作『殺人症候群』のレビュー
『殺人症候群』貫井徳郎



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